2004年11月05日

■社風クリエーター

私達の会社は普通のソフトウェア受託開発会社ではない。少なくとも私はそう思っている。

それはある一人の仲間の彼に答えがある。

この業種の中小規模の会社は、ソフトウェア技術者(当り前であるが)、営業、総務(経理・人事等含む)と管理者及び管理者崩れのような方々で構成されるのが最もあるパターンであると思う。

しかし、彼は、それらのどれにも、どの役割にもあたらない。
彼の役割をいったい何と表現したら良いだろうか。

「社風クリエータ」

これが最も的を得ているような気がする。

・・・・・

彼は、学生時代の友人だ。関係は、私の高校時代の一つ上の先輩が入った大学の一つ先輩にあたる。(しかし何故か同じ年齢!?)
たまたま先輩に「面白い大学の先輩がいるから一緒に遊ぼう」と誘われ、出会う事が出来た。貴重な遭遇だった。

大学時代には、アナウンス研究会に所属。父親譲りのエンタテイメント性を発揮し、一躍皆の人気者に。

卒業して社会人になるにあたり、そちらの道に進むと思ったら、なんと、中学校教師の道を行く事となる。アナウンス研究会と教師とでは随分イメージがかけ離れているように思えるが、それが彼独特のクリエティブなティーチングに結びついている。

だが、彼の道はそのまま平坦ではなかった。
数年後、縁あって、彼のご尊父が参議院議員に立候補する事となり、「父親の一大事」とばかりに教職から離れ、秘書となる。恐らくここでも彼の特性が後押しし精力的に活躍された事だろう。また、我々凡人には決して味わうことの無い経験をした筈だ。

選挙では見事当選。晴れて国会議員の秘書&息子という事に。
が、それも長くは続かない。とある事件に巻き込まれ、止む無く議員辞職に追い込まれたのだ。秘書である彼も自動的に失業状態に陥った。

この逆風状態を脱するべく、会社を立ち上げたがなかなか成り立たせる事が出来ず、いつしか、中学校の講師と塾講師という教職の道に復帰していた。

楽しいことが大好きで強烈に明るい。当然、人間であるから色々悩んだりブルーな時もある事だろう。ただ、それを周囲には微塵も見せることはない。生まれ持っての性格と片付ける事はできない。その後の弛まぬ努力と経験で研ぎ澄まされた人格だ。

そんな彼と職場を共にする事になったのは、ほんの小さなきっかけであった。

・・・・・

当時、私は前職で「部長」という肩書きにあった。この肩書きには全く興味はなかったが、とにかく自分の組織・会社をより良いものにしたいと願い、行動をしていた。

ある時期、会社の風土を明るいものとし、より夢と希望を持てる状態にしたいと考え、その手段を思案していた。が、なかなか良い発想がなかった。

と、その時である。「彼を呼び入れればいいじゃん。」
SEではない。ましてやプラグラマでもない。そういう人物を採用するとは通常考えない。それだけ奇想天外な発想だ。が、この発想が出来た自分を自分で褒めたいとも思った。

すぐに動き始めた。彼とアポをとり、すぐ会うことに。聞くところによれば、午前中は中学校の講師を努め、午後から夜にかけては塾の講師をして生計を立てているという。

私は、現在の会社の状況と思い入れ、彼に担って欲しい役割など話をした。
すると、嬉しい事に、彼は私の「社風醸成作戦」に気持ちよくのってくれた。
中学校の講師の部分はそのままで、塾を止めてその時間で会社に参加するのは可能だ−という話をいただく事が出来た。

さて、問題は自分の上司をどう説得するか−である。技術者でない人間を雇う、又は業務委託する事は基本的には即答で否−と返される。色々工夫を凝らしつつ、熱意を持って、上司である役員が「OK」出す迄、粘りの説得を続けた。幸いにも役員の方に「一応技術者として業務委託の形をとる」という事で合意を得られ、粘りの説得が実を結び、尚且つ想いの実現に希望を持った。

だが、私の読みは甘かったと言わざるを得なかった。仮にも10年以上積み重なった年輪である。その社風をいじるのは並大抵ではなかった。技術者−として入ってもらった事もあり、動きも抑制された。「敗れたり」と思うしかなかった。

偶然にもその頃、色々な事象が発生し、多くは語れないが、私は会社を辞め、独立する事を決意した。彼を呼び入れて1、2ヶ月のものだったと思う。私の勝手で知らない会社に連れてこられ、当の本人はその会社を辞める決意をしてしまう。全く申し訳ない事をしてしまった。今から3年前の冬から春にかけての事だった。

・・・・・

さて、会社を興すにあたり、どんな仲間と共に走るか色々考えた。その中で、「自分の暴走、自分の過ちを正してくれる存在」の必要性を強く感じていた。もちろん自分が興す会社なので自分の好き勝手やってみたい。だが、それだけではダメで、それを牽制する力も必要だと思ったのだ。。。。彼ならピッタリだった。

2度目のお願い。今度は、「実は辞める事にした。」という彼にとっては不安極まりないオマケの告白付きだった。
どうにでもしてくれ−と言わんばかりに力を貸してくれることに合意してくれた。
「だってもうこうなっちゃったら、この会社には居られないでしょ?もうついて行くしかしょうがないじゃん。」
その通り。大変申し訳ない。

そしてシグマクレストは創業した。

・・・・・

彼には、社風クリエーターとして、その役割を発揮してもらっている。

打ち合わせや食事会の司会、仕切り役。これはアナウンス研究会で培ったプロの腕前だ。恐らくこんな仕切り役が存在するソフトウェア受託開発会社はないだろう。

また、これも本職である人材教育。新しく仲間になったメンバーやビジネスとして他の会社様の社員の方向けにもそのスキルを提供している。

そして、目に見えないとても大切な人と人とのパイプ役。流石に人並み外れた経験の持ち主だけある。人の感情部分には非常に敏感だ。そして集団の和を作り上げる為の眼力と作法は一級品だ。

さらに、とにかく明るくエネルギッシュ。その部分を可能な限りこの会社に注ぎ込もうとしてくれている。時に行き過ぎて逆に私がブレーキになったりする事もあるのだが...

最後に私のお目付け役。当初私が彼に欲していた役割だ。ほんのたまにではあるが二人だけで会話する事がある。そんな時、他の人では言いにくい事や自分が見落としてる部分についてのアドバイスなどを頂いている。

貴重な存在だ。
彼のおかげで、「土の香りのソフト屋さん」をやっていける。と言っても過言ではないだろう。

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多才な彼に関するサイトを以下に紹介します。
是非一度遊びに行ってみてください。彼の魅力に触れる事が出来ます。
(ちなみに「シンマ」は彼のNameです)

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               メルマガ関係
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 3分で実践!キャリアアップ究極のビジネスマナー

 できるビジネスマンにとってマナーは不可欠。でもマナーだけでは駄目なん
 ですね。その秘訣とは? 昇進・キャリアアップは当たり前の「引っ張りだ
 こビジネスマン」養成マガジン。    

 http://www.mag2.com/m/0000116438.htm

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 土の香りのするソフト屋さん情報

 「土の香りのするソフト屋さん」こと、株式会社シグマクレストが提供する
 面白情報です。

 http://www.mag2.com/m/0000098753.htm

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 【勉強しろ】はやめろ!子供の成績は勉強法で決まる

 勉強すれば子どもの成績が伸びるというものではありません。塾に通わない
 で遊んでばかりいても、成績優秀な子どもたちがいるのはなぜ?その秘密は
 勉強法にあります。あなたの子どもは、勉強法で成績向上間違いなし!

 http://www.mag2.com/m/0000127342.htm

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 ティーンズ応援団長シンマが行く「君らへ」

 「ティーンズ=10代の君ら」と「君らの応援団になってくれる大人たち」の
 ためのメルマガです。

 http://mini.mag2.com/pc/m/M0016644.html

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               ホームページ系
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 <有限会社シンマのHP>

 シンマ式の勉強法の普及
 http://www.shimma.jp/

 司会者シンマのホームページ
 http://www.shimma.jp/mc/

 シンマの携帯サイト
 http://www.shimma.jp/i/


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               人脈系
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 21時から倶楽部のHP (シンマの楽天日記)
 http://plaza.rakuten.co.jp/shimma/


 ビジネスソングを歌うビジネスマン・ロックバンドNO YOUNGのWebサイトへ
 http://noyoung.biz/


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この記事へのコメント

1. Posted by シンマ   2004年11月05日 22:42
いや〜 どうも どうも 褒めすぎでございます。
少なくともブレーキ役というよりも
ブレーキ役に代表がなることにより、自分も身も振り返ってもらっている
というのが正解かもしれませんね。

すごいすごい

シンマ

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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
月別