2016年06月28日

■小さなプライド

DSC_0792久しぶりの月曜日晴れ−の後は、またしばらく曇天続きのようだ。しとしとと降る雨には、いかんせん自然体では心躍ることはない。今日は「雨読」。この雨を「いとおかし」と思えるような1日を送りたい。

先週、とあるお客様と打ち合わせを行った。原価計算システムの改訂とのテーマ。管理会計は特に、管理するポイントやメッシュが各社各様、しかも、時流や企業を取り巻く諸事情に応じて、変遷成長していかなければならない性格を持っている。その為、とあるサイクルでこういった話が出てくるのはごく自然なこと。その機会に声を掛けていただけることが有難い。

その場で、少しばかり、ちっぽけではあるがプライドをくすぐられる瞬間があった。



・・・・・

このユーザーさんのシステムに携わって、既に凡そ14年の時を数える。最初のお声がけは、前段で触れた原価計算システムの構築だった。まだ、そのお客様の理解が薄いその時期ではあったが、最後はお客様先で数日間、軟禁状態が繰り返されたものの、何とか無事にシステムリリースが出来た。

その後、原価計算システムの維持を担いながら、生産管理やマスタ管理まで守備範囲を拡げさせて頂き、ゆっくりゆっくり関係を醸成させて頂いてきた。

忘れられないのは、3.11の当日。まさに数度の揺れの後、場が騒然となっている中で、お問い合わせを頂いた事や、その後の計画停電で、落ち着く場のない「流浪の民」化している中での携帯での問い合わせ対応の日々。自分で言うのも何なのだが、極めて誠実に対応してきたつもりだ。

そういう成果が実ってか、2011年の暮れから始まった再構築プロジェクトにも声を掛けていただく。その後の1年半は、まさに社運をかけた日々となった。今時珍しい、パッケージソフトを外しての「オールスクラッチ」システムの構築だった。

そのプロジェクトは紆余曲折を経ることはあったし、若干の苦い思い出も残しつつ、2013年の今頃にリリース。早いもので、既にリリース後3年もたった。今でも、「よくあれだけのもの作り上げたな・・・」と、自らの心の中だけには、小さな自負を芽生えさせている。

そんな過程を経てきた、このお客様のシステムについてのお打ち合わせの場で、嬉しかったこと。

このシステムを見学に来られた、このお客様の関係会社の方々から、口々に好評を頂いた−というお話。
お客様が誇りを持って、このシステムを紹介した。その事実は、ちっぽけな自負を少しだけ?昇華させるのに効果絶大な事だった。

もちろん、システムのデザインはお客様がされ、自分たちはその具現化に一役かっただけではある。また、具現化するにあたっても、自分や自分たちだけで仕上げたわけではなく、多くの協力者があってのこと。だが、そういう場に混ぜていただけたことに、改めて感謝するとともに、今後の活力を頂けた打ち合わせだった。

こういう幸せもある。

sigma1126 at 08:36│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
月別