2015年05月22日

■IT業界を目指す方へ(10)

DSC_0524-2今日もさわやかな朝のスタートとなった。日射しがやけにまぶしさを放っている。気温は昨日よりはやや高いだろうか。「春が・・」と言っていた頃からあっという間。季節はまた次なるステージを迎えようとしている。

今週も早週末だが、この1週間は、良い意味で非常に刺激的なものとなった。GW前からのコンペ案件については、おかげさまで良い結果となり、前々職会社(新卒入社した会社)時代の後輩との久しぶりの再会。新たなお客様からとの取引開始、そして、古くからのお客様からの嬉しきオファーなど。数ヶ月分の嬉しさがこの1週間に凝縮されたようだ。感謝して、それぞれ期待には全力で応えたい。

今日は、昨日の結びで書いた、「・・・大きければ良いというものでもない。」について。



・・・・・

もちろん、他の業種・業界同様に、この業界も構造上、全体需要が下降した時には、下請けの中小・零細企業から淘汰されていく事が多い。従って、一般的傾向としては、大きい方が安全だということになる。ところが、その大きさ故に今後課題となり得る部分や、働く側にとってのメリット/デメリットがある。

‖腓くても、人材調達提供事業中心の会社もある。

これまで再三書いてきた下請け構造、そして昨日は、そこに身を置く企業の中でも下流に位置する比較的小さな企業について触れたのだが、単にガタイが大きくなっただけで基本的には同じもの−と考えても良い。一瞬、小さな企業よりも延命するとも思えるが、逆に人数の多さゆえ、それだけのオファーを獲得しなければ陣容の縮小も余儀なくされる。

▲泪優献瓮鵐販聾上。でも作れない。

顧客からシステム導入のオファーを受け、それをしかと受け止める。そのプロジェクトを成功裏に導くにはお客様とのやりとりを含めたマネジメント力が不可欠だ。従って、その素養がある人材が重宝され、また、その力をつけるチャンスが多くある。しかしこれまで、マネジメントと超上流工程に特化し、プログラム・システムの実装については多くを下請けに発注してきたことから、実は「作る」事の経験値が少ない企業も数多い。需要が下がり、外部発注していた部分を内製する−となった時に、果たしてその土壌があるだろうか。

5‘偉呂魑瓩瓩蕕譴訃さな仕事への対応

大きな会社は大きな仕事を求め、その大きな仕事を着地させる為のノウハウを積み上げている。例えば、仕事の手順や作る物(ドキュメントやプログラムなど)の標準化、共通部品化。また、お客様のご要望をご予算内に抑える為の折衝のコツ、言いかえれば、お客様のご要望を時には引っ込めさせるような折衝技術。果たして、今後、大きな仕事のオファーが絶対的に減少するとどうなるだろうか。

姿形は変貌し、より高度にはなるが、需要が続くのは、売上増加や経費削減に直結したもの。当たり前だが原点に返るはずだ。但しそこで必要とされるシステム(ツール)は、小さく作ってスタートさせて、トライアンドエラーを繰り返しながらブラッシュアップさせていったり、場合によってはスクラッチ&ビルドするというサイクルを超高速で行う事が求められる筈。そんな状況の中では、これまで培ってきたノウハウが使いにくい、それだけでなく仇になるケースも考え得る。

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これはこの業界に限った事ではない。大きな組織の中では役割分担が進んでいる。ネットワークの事はネットワーク担当、サーバー他ハードウェアの事はそれなりに、そして、お客様と接して業務システムを構築する部門も、お客様の分類や、また業務分類(例えば、販売管理、生産管理など)などで分かれる。製販(製造と販売)も分離しているところもあれば、自分が最初に入った会社では、SE(システムエンジニア)とPG(プログラマ)の組織も分かれていたりした。これはやはり、比較的に大きなオファーを総合力で応える形を模索した結果なので良いのだが、働く側1担当として考えると、その役割・領域は決められたものとなっている。何でもやらなきゃならぬ小さな組織に比べると善し悪しは別としてこれは大きな違いとなる。

これまで同様、全てがこういうわけではない。大きめの会社と今のような小さな会社を体験しつつ、業界に30年身を置いてきた自分なりに一般的傾向と思える部分に触れた。

「じゃあどういう会社を選べば・・・」

思いの他、このシリーズがだらだらと長くなってしまったので、次は一旦最終回としてまとめることに。

sigma1126 at 08:35│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
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