2015年04月24日

■コンペの壇上

DSC_0440-2久しぶりに品川から歩く。ここは、箱根駅伝でお馴染みの八ツ山橋付近。ここから、ソニー通りに入って、会社事務所方面に向かう。晴れ間はあるものの、雲が多く、やや蒸し暑いか。やや汗ばんだ状態でコーヒーをすする週末金曜日の朝。

あっという間に、来週からGW突入−と言う事で、メディアは天気の予報や、お出かけ情報など、賑やかな状態となってきた。自分の場合はテーマは概ねいつも決まっているが、ここで一旦また落ち着いて、年初に立てた今年の目標についての進捗状況をチェックし、足りてないところは再度立て直しを計っていきたい。

そんなGW直前の今日この頃、また1件、有難い仕事のオファーを頂いた。


・・・・・

新規のお仕事のオファーを頂くときに、なかなか「単独指名」という事はあり得ない。よほどの圧倒的な力量か価格競争力、或いはそのお客様との信頼関係が醸成されている状態で無いとあり得ない。なので、大抵の案件の場合はコンペとなり、見積提案勝負となっている。

オファーを頂いた時から、
・ご予算はいかほどか?
・最も重要視されてる提案要素はなにか?
・コンペ相手はどちらの会社なのか?
これらに興味津津で、方針を決めた上で、この勝負に勝つ為の情熱をこめて提案書の作成と内部議論を繰り返す。そうして出来あがった提案書は、言わば自分達にとって、一種の大事な作品だ。

だが、当たり前だが、その大事な作品が、お客様の心を必ず打つ結果となるわけではない。結果が良ければ大喜びなのだが、そうでない場合は、とりあえず一旦は落胆する。「この作品にかけた情熱と労力は一体どこへ。。。」。何度失注しても、ここはなかなか慣れる事はなく、女々しいがかなり悔しい。

そして少し落ち着くと、「どこがいけなかったのか」を冷静に見始めて、やがてそのヒントを掴む事も出来る。そしてその反省を我が集団に持帰り、体制を整えてまた次なる出陣を待つ。こういう繰り返しが自らを成長させるのだろう。

ただ、忘れてはならない事がひとつ。

たとえコンペであろうと、お客様に声をかけて頂いた事。少なくともその壇上に立たせて頂いたことは、それだけで価値がある。昔は声もかからなかったお相手や案件の性質だったが、今はこうして、表に立たせて頂いている。まずは、こんな状態を作ってもらえている事に感謝。そして、お客様と、もちろんこの状況を協力して作り上げてきた仲間達にも大きな感謝。

感謝の気持ちをしたためよう。伝わりますように。

sigma1126 at 09:04│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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