2015年04月22日

■自信とプライド

DSC_0413-2晴れた!

久しぶりに太陽に出会えた感のある平日中日の朝。さて、ここから4月の後半で日照時間の挽回はなるだろうか。非常に日の光が恋しくなっている今日この頃だ。

気がつけば、GWはもうすぐそこ。皆それぞれ2015のGWの計画をしていることだろう。自分も毎年、何か目的を持って・・とは思うのだが、色々ピークが重なる事が多い上、期末期初の切り替わり間近という事で、なかなか余裕を持って、日常を忘れてこのGWを迎える事が出来ないでいる。

本当は、少しは「心の洗濯」でもした方が良いのだろう。


・・・・・

既に20年余り前に他界した自分の父親は、紳士服の仕立業をしていた。今ならわかるのだが、知り合い・友人等から直接依頼を受けるわずかなケースと、大半は知り合いのテーラーの下請けだった。買う側からすれば、1着10万をゆうに超えるスーツにはなかなか手が出ず、それこそセレブの領域なのだが、実はこの1着のスーツ作りに凡そ1ヶ月まではかからずとも、それに近い時間を要していた。あまり、採算性の高い商売とは言えない。

いわゆる「職人」という領域ということもあり、休みはほとんど無い。1ヶ月に1、2日休めば良い方だったか。朝起きて朝食前から仕事を始めて、夕食後も仕事。平均21〜22時まで毎日働いていたように思う。自営業の方の多くはそうなのだろうが、労基法もくそも無い世界だ。そんな状況だったので、土日はおろか、GWや夏休みの概念すら乏しい家庭内であった。そんな中だったので、父親が「明日は休むか」と発した時の子供の喜びもまた格別だった。

仕事に没頭する父親を家の中で間近で接してきて、自分の中での「仕事」や「楽しむ事」の概念は、強く影響を受けて醸成されてきたように思う。もちろん、父親のように仕事漬けに多少の違和感もあったのは事実で、「お父さんの楽しみっていったいなんだろう...」と口には出さないがぼんやり思っていたりもした。だが、恐らくそれ以上に、仕事に没頭する父親の背中が、自分に残したものは大きい。

このような家庭環境の中、自分はこれといって目立った反抗期もなかったし、何より父の事が大好きだった。そして自分は今なお父親を心底尊敬している。いったい、父親の何が自分をそうさせたのか。少なくとも、それは経済的な余裕でも、触れ合いの時間の長さではない。

言うなれば、自信とプライド。経済的にどうであれ、物理的な環境がどうであれ、父親がそれを卑下するような素振りはほとんど見た事がない。少なくとも子供の前では極めて堂々としたふるまいがそこにあった。そこには、「自分が大黒柱」という自信とプライドが垣間見えた。

まだまだひ弱な一面をのぞかせる自分。父親越えはまだまだだ。恐らく一生かなわぬ存在。

さて、「心の洗濯をする」と考えた場合、父親なら何をするだろう。やはり仕事没頭なのかな。

sigma1126 at 09:31│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
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