2015年04月18日

■成長余白

DSC_039520℃超えの天気予報だったので、そのつもりで外に出てみると、これが意外にも肌寒い。おまけに風が強く、体感温度はさらに下がる。そんな土曜日。風がなければ、さわやかさ100%だっただろう。

時間の進行が極めて早い。というか、そのように感じる。果たしてこれは年齢故なのか、或いは毎日時を忘れるほど夢中に過ごしているからなのかわからないが、4月も第3週が終わりを迎えている。新たな環境、新たな周囲の状況でスタートした方も半月経ち、そろそろ「慣れ」も出てくる頃だろう。

5月末を決算月としている自分達であるが、今期の着地状況を読むと同時に、来期の計画にも拍車をかけるべき時期。今日はじっくりと来期の計画に頭を寄せてみた。


・・・・・

毎年、年度初めの1日研修を目指して、尻に火がついてから計画を練るのだが、今年は早めに計画・早めに準備を−という事で、既に煮詰めている状況だ。

いつも思う事だが、プレゼン資料を作成していると、どうしても、
・昨年度の実績
・昨年度の振り返りからの課題
・課題の解決の基本方針
・今年度の計画
という流れになってしまう。これはこれで必要なのだが、「何か足りない」という感覚があって、それを認識しながら、文字の量と計画に込める情熱的なものがそれを麻痺させていた。

その正体は「ワクワクエキス」が足りてない−ということ。

会社運営も、その中に身体をつっこみ続けていると、いつしか「楽しむ」事を忘れがちになって、「こうあるべき」「こうしなきゃ」という思いで、資料を作りこんでしまうもの。従って、出来あがった計画も義務感たっぷりの作品となる。

今回はもう一度、5年後の姿を妄想?することから始めてみた。そこに、最低自分がワクワクするエキスも盛り込んでいく。最低でも自分が楽しむ計画でないと、皆をワクワクさせるのは困難だ。そして次に、それをブレークダウンして年度単位のマイルストーン設定。最後に、そのマイルスートーン上の1年後姿に向かっての作戦を考える。

現状と1年後の姿はギャップがあるので、結果的にはそのギャップこそ「課題」なのだが、「ワクワクエキス」を投入すると、その「課題」が「成長余白」、「成長ポイント」と姿を変え、前向きに取り組む姿勢が出来る。

「みんな!とにかく僕たちはこの山を制覇しなければならない。それには皆がもっと足腰を鍛え、仲間に迷惑をかけずにしていかないとダメだ!」
というのと、
「みんな!目標はあの山だ。あの頂上からの景色は僕達が見た事がないほどの絶景らしいゾ。なので、皆でその景色を分かち合う為に頑張っていこうじゃないか。なので、僕もそうだけど皆も一緒にもっと足腰鍛えて、力を合わせて制覇しようぜ!」
という違いだ。

この差は多分大きい。

sigma1126 at 19:07│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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