2015年03月31日

■クレクレタコラ

DSC_0273今朝は快晴とは言えない、やや曇りがかった天気となった。週末に向かって、少しずつ天気は崩れていくようだ。こうなると、桜の賞味期間もあとわずかとなろう。昨日は夜桜見物を楽しまれた方もさぞかし多い事だろう。

実は、昨日の自分は1日出社を控えて、例により喫茶店でじっくりと将来の事に想いを馳せ、計画の種をまこうと思っていたのだが、さすがに月末&お客様期末。どうも不在ではすまなそうだったので出社してみたら案の定、いくつかの緊急事項が待っていた。「動物的カン?」で足を運んでまずは一安心。

さて、「自分再構築」テーマの2015年も1Q終了しようとしているが、また一つ再構築すべき火種を発見した。


・・・・・

「クレクレタコラ」・・・ご存知の方は、ほぼ自分と同世代の方だろう。

小学校高学年くらいの頃だっただろうか。平日夕刻の5分枠ほどで放映されていたタコの怪獣の物語の実写版だ。たった5分枠だった割には、なんだか印象に残っている。

物語はパターン化されており、タコの怪獣「クレクレタコラ」が何かを発見しては「クレっクレっ!」と我儘に何でも欲しがるのだが、最後は決まって何らかのしっぺ返しを食らって意気消沈−というストーリー。時代は高度成長の絶頂期。「3C」と呼ばれる三種の神器の代表格、カラーテレビ、クーラー、車(カー)が各家庭に揃い始め、「一億総中流」と呼ばれるようになった頃。なので、そんな環境の中、物を欲しがる子供たちに向かっての何らかのメッセージだったのかもしれない。

ふと、「最近の自分は欲しがってばかりいるようだ・・・」と感じ、芋づる式に「クレクレタコラ」が脳裏から引っ張り出されてきた。「クレクレタコラ」が与えたの教訓が、自分の中では薄れ始めている。

・もっとお客様から仕事が欲しい
・もっと生産性を高めて仕事して欲しい
・もっと勉強して欲しい
・もっと良い応対をして欲しい

振り返ると、1日のうちのかなり多くの時間、頭の中が「欲しい」で埋め尽くされている事がわかる。ある意味、欲望の固まりで、決して美しくない。自分の本意ではない自分の姿をそこに見出してしまった。

もちろん・・・

この集団の生活を継続的に守っていく事や、自分自身の自己実現の為には、より高い目標を常に設定し、そこに向かっていこうとする努力は必要だ。多くの場合、求めなければ得る事も無い。

ただ、もし努力に陰りのある状態で、「欲しい」が先に立っているとしたら危険だ。それは傲慢という事になるだろう。その姿は恐らく周囲から見てわかってしまう。

なので、まずは周囲に何らか求める場合は、それに応えるに値する自分を、状況を作り上げる事が先決だと言う事だ。それがなければ、きっと「クレクレタコラ」と同様の仕打ちをうけるだけだろう。

今日から実践だ。

sigma1126 at 08:21│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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