2013年07月18日

■スイッチ切替

130718_0847~01久しぶり。1つの事に集中すると他に気が周らなくなるこの性質、あらためてどうにかならないものかと思う(それほど嫌いではないのだが・・・)。

この会社の経験としては、未曾有の桁違いの規模のシステム開発プロジェクト。また、10年来お世話になってきた特に大切なお客様の仕事ということもあり、自らフルで身を投じてこの「祭り」を満喫しようと決めた凡そ2年前。

そして、その数ヵ月後、2011年12月にプロジェクトはスタートした。いきなりお客様先に1週間の合宿的業務ヒアリングから始まる−という濃さ。

震える心。これは武者震いなのか、かつて体験したことない巨大な不安ゆえか。



・・・・・

あれから1年半が経過した。6月に無事本稼動したシステムは、7月頭に月次決算処理を終わらせ、課題を残しつつもひと段落したところだ。不思議なことだが、今こうして平穏に時が流れていることがとても新鮮な感じがする。

不安をもたらした理由。その正体はいくつかあった。

・これだけの規模感のシステム開発、マネージャーとしてコントロール出来るのか。SEとして整合性をとって設計・開発できるのか。自分の実力に対しての不安。

・身の丈以上の大きさの仕事。「コケたらどうなる?」−立場的に常に感じてはいるものの、常時以上に感じる当事者としての責任の重さ。

・立場上自分がふるまわなければならない仕事がなおざりになる事で発生するであろうこの集団の道先不安。

これら、いくつもの思いを胸に抱きながら過ごした1年半。やはり救ってくれたのは、同志や仲間達だった。共に戦ってくれた仲間、背中を押してくれた同志、不在中、代表がなすべき行為を代行してくれた片腕。何とかこの集団の灯火が消えないように一生懸命風土醸成に努めてくれた愛すべき仲間たち。

自分個人だけの力では事は成り行かない事を改めて感じることが出来、時の刻みと共に皆への感謝の思いが膨らんだ1年半だった。

さしずめ今は、試験勉強を必死で行い、試験を終え、休みに入った状況だ。決算処理を終えた先週は本当に魂の抜け殻だった。(まだ課題は多いのだが・・・)

さて、そろそろスイッチを切り替えよう。新たな目標に向かって、皆と、そしてお客様とビールかけが出来るその状況を目指して。

sigma1126 at 08:51│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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