2012年07月05日

■ヒッグス粒子発見!?

ヒッグス今週も早中盤戦から後半戦へ突入する。時が経つのは早いもの。日々てんこもりの状況にあるからこそ、より一層「時」の概念が薄れ、その分「あっという間」が増えている。

世間では、原発問題や、小沢新党、尖閣諸島、北方領土の件など、すっきりしない話が多いが、これを日本の国民としてどう捉えるか、他人事では済まされない問題は山積みだ。それだけ、高度化・複雑化された状況というのは、一旦問題が発生すると解決の道のりも険しくなるもの。

そんな中、明るいニュースと言えば・・・

「ヒッグス粒子発見!?」



・・・・・

Wikipediaによると、
「ヒッグス粒子とは、素粒子に質量を与える理由を説明するヒッグス場理論からうまれた、理論上の粒子である」とある。

まぁ自分などでは、とても何のことやら−なワケだが、少なくとも「理論上」と言われていたものを発見したのだから、なんだかとてつもなくすごい事なのはわかる。だが、それがどうすごいのかはわからない。

ただ、一つ言えることは、それを発見した人々、チームのあくなき追究・探究心、それを後押しする情熱と努力が生んだ成果であるという事。これは間違いないところだろう。下世話な話だが、もちろん人手もお金もそれなりにかかっていよう。

現場の情熱家方の状況、雰囲気は良くわからないのだが、恐らく自分のような凡人には到底想像出来ない志を持っていらっしゃるる方々なのだ。例えば何かを研究するとしたら、「近い将来、これが役に立つこと」「これで利益が得られる」−と、ある種「その先」の目的を見ながらである事が大半であるし、もしそれが投入した資源を回収できないと見極めたなら、早々と撤収してしまうもの。

もちろんそこには国や世界、各種の機関がスポンサーの存在があって成り立っているのだろうが、「発見はしたものの、これが実際どのように実用化できるものなのかは皆目検討がつかない」と当事者の方々がおっしゃるような発見だ。「だからなに?」を思っていてはとても成し得ない事だろう。

ついつい、目的指向に走りがちで、合理的な考え方が良しとされる世の中一般的な常識ではあるが、このように、それがどこにどう効くかは今の段階では定かではないが、とにかくまずは研究・発見に没頭する−という事も0ではならないし、そういう方々の存在と努力のおかげで今我々はこの環境で過ごす事ができている事も、きっと忘れてはならない事なのだろう。

そしてもう一つは、赤ん坊の頃には先天的に持っていた「なぜ?なに?」感覚。誰もが皆、子供の頃には旺盛であった能力だ。経験を重ね、大人になっていくと、どうしても薄れるこの感覚は、自分の中で時折たたき起こしたいものであるとも思った。

まずは、偉業に拍手。

sigma1126 at 08:19│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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