2012年06月30日

■給水ポイント

原酒今携わっている仕事は、久しぶりの年をまたにかける長期戦。これは普段手がけている数日〜2、3ヶ月ものの仕事とは同じシステム構築であれど全く趣の異なるものだ。

陸上競技で言えば、短距離とマラソンほどの違いと言えばイメージが近いかもしれない。当然、力をつけるべき筋肉も違えばトレーニング方法も同じである筈がない。何より、戦略・戦術に大きな違いがある。

今は1年以上をかけて取り組むプロジェクトの第1コーナーを通り抜けようとするあたりか。最初のフェーズも残りわずかとなった。



・・・・・

残りわずかの距離、ここで一気に−とも思ったが、今日は1日完全オフを早くから決め込んだ。「やらなきゃやらなきゃ」−と見えない圧力に苦しみながら「結局出来なかった」と、自分への失望感を味わうよりは、ずっとマシな選択だ。

前述の通り、同じシステム構築の仕事でも、規模・スケジュールによってはまるで異なる業種・職種であるが如く、必要なスキル、大切なポイントが異なる。もっと言えば、短い仕事が1次元2次元的であるのに対し、3次元4次元と飛躍的に複雑度が向上するという事だ。

システム規模が大きければ、もちろんシステムの持つ複雑度はそれだけ増す。その上、規模が大きいと言うことは、個人プレーでは無く、必然的に複数メンバーによる協業体制が求められる。チームプレーを円滑にこなす為のコミュニケーションマネジメントの難しさも痛感する事となる。

そういった状況に置かれる為、時折立ち止まって状況をゆっくりと俯瞰する、今後の作戦、思いを熟成させる時間が必要となる。言わば「給水ポイント」だ。

どこに給水ポイントを置くか、そして、そのポイントで喉を通すものはミネラルウォーターなのかスペシャルドリンクなのか。スペシャルドリンクならば、何をどう配合して・・・という具合になる。マラソンでは、「給水での失敗が・・・」と語られるほど。この仕事でも同様に、各個人、チームのポテンシャルを最大限に発揮するために、この時間がどれほど大切なものかがわかろうかというものだ。

今日はさしずめ、ある区間最終の給水ポイント。

自分のスペシャルドリンクは質の高い芋焼酎♪

sigma1126 at 23:59│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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