2008年04月09日

■四半世紀たって

2d514c1a.jpgだいぶ見にくいが、A4縦の紙ファイル。厚さ凡そ2cm程のレポート用紙の束をファイリングしている。

ご覧のとうり、既に紙ファイル自体はよれよれ状態で、中のレポート用紙の一枚一枚もやや黄ばんでいる。恐らく他の人なら触りたくもない紙ファイルだ。

それもその筈。既にこの紙ファイルが完成してから凡そ25年。四半世紀も前の作品(?)だ。タイトルに「COBOL講習」とある。

そう、自分が新人時代の研修ノートだ。



・・・・・

この春の研修カリキュラムを練る際、もちろん、過去何年かの研修実績の内容を振り返り、参考にしたり反省して改善の余地を模索したりしていた。それに加え、そもそも自分が新人時代にどのような研修を受けさせてもらったかも回顧して、今回のカリキュラムにそのエキスを盛り込む目的で、遥か数十年ぶりにこの紙ファイルを引っ張り出した。

中身は、講師の方々が説明下さった事や、問題とその解説などでびっしり。当時はパソコンなど普及していなかったので、基本全て手書きで、それはそれは手が痛くなるほど書きまくったものだ。

時折、恐らく眠気を覚ましたかったのだろう。「気合だ!」とか、「集中しろ!」とかの自分へのメッセージがレポートの端々に書かれている。これはちと恥ずかしく、他の人には見られたくはない。

だが、そんな事はどうでも良いとして、この古き資料に気付かされた事もふんだんにあった。もちろん、技術的な内容としては、遥か25年前のもので使い物にならない部分が多々ある。そんな中で現在でも尚使える「基本技術」も盛り込まれていたりするのだ。改めて、プログラムスキルと言っても、流行り廃りがあって時と共に陳腐化するものと、時を経ても錆びる事なく必要な根本的技術がある事に改めて気付く。

また、自分の中に「自分が受けた研修カリキュラム、進め方」のイメージはあったのだが、改めてこうして資料に目をやると、必ずしも自分が覚えていた筈のカリキュラムが異なっていたり、進め方の順番を間違って記憶していることもあった。

さらに良く読み解いていくと、カリキュラムや日々の研修メニューに、長年積み重ねたノウハウ、新人への配慮などが感じられる。大事な部分を反復していたり、また、一歩進んで二歩下がりながら、少しずつ前進していくようにプログラムされていた。この研修を企画し、それを実践して下さった諸先輩方に、今更ながら頭の下がる思いがする。

そして、そんなエキスを感じながら、我がかわいいニューフェイスの面々に触れ合う事で、自分達も自分達ならではの研修ノウハウを、少しずつでも会得していきたいと強く感じる今日この頃だ。

相手は物ではない生身の人。日々彼らの息遣いを感じながら指導の精度を向上させていきたいと思う。

sigma1126 at 23:55│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
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