2007年08月04日

■軸

昨日、1件のリピートオファーの件で中堅の同志より相談をもらった。

これは、彼が昨年暮れ頃から取り組んでいた、あるメーカーさん向けのDWH(データウェアハウス)の構築をやりきって落ち着かせたご褒美として、その担当の方から頂いたお話だ。このように、ある時期苦労を伴いつつも、再度のオファーを頂く−という事は、少なくともその仕事の成果、併せてその過程の動きが先方から認められた証であり、非常に喜ばしい事で、賞賛に値する。彼らがこのような成果を挙げる事が、今の自分にとっては何より嬉しい。

さて、相談は、「そうは言っても体制がとれるのか・・・」という内容。
聞けば、予算の関係でスケジュールはタイト。しかも、その他の条件面も、まともに取り組むにはやや難しい仕事となる事が予想されるかもしれない。

もちろん、自分の立場から見れば、「そんなチャンスは滅多に無い。是非取り組んでさらに幅を広げてもらいたい。当座の業績も向上するので前向きに。」という根本思想ではある。

だが、そんな事は彼も十二分に理解している事で、それを前提に相談をくれている。
「もちろん、有り難い話で、前向きに取り組みたい」
「だけれど、無理な体勢で取り組んで失敗でもしようものなら、却ってこれまでの成果もふっとんでしまうのではないか・・・」
言葉には出さずとも、そのような苦悩が読み取れた。

ところで、この相談は、メールにて、自分以外にも、彼の先輩にあたる幹部同志にも送られていたのだが、自分が返信するより早く、その幹部同志が相談にのり、彼とのやりとりがその後数回行われた。そのやりとりの内容が、自分から見てとても素晴らしいものだった。
二人とも、「何とかして良い方向に・・・」という考えが身体に染み付いているからこそ、「何とか工夫を重ねて上手に取り組みたい」という意志が感じられ、また、やりとりを通じて、テンションの向上が感じられる。

このような内容の濃いやりとりの間、自分はただ静観していた。
が、それは静観しつつ、感慨にふける時間でもあった。

このようなやりとりが、そこここで行われていけば、どう考えてもこの集団は成長を続けるに違いない。自分の仕事は、大きな方針を示し、信じてお願いしてお任せしていく事。これを良い感触で再確認する事が出来た。

どう考えても難しく、お断りするにしろ、
全面的に前向きに取り組むにしろ、
少しばかりの条件をつけて取り組むにしろ、

自分は軸を共有する彼らが出す答えを信じて、それを後押ししていこうと思う。

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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
月別