2007年07月03日

■また偽装請負が...

二重派遣が露見された記事が、今日も新聞トップを飾った。

派遣会社から派遣を受けた会社が、「請負」と称して発注先に実態は派遣していたというもの。
実態は派遣なのに「請負」の契約・・・という偽装請負の問題が一つ。そして、仮にそれを派遣契約に切り替えた時に生ずる「二重派遣」の問題。

なかなか無くならないなぁ−というのが実感だ。

このような事例が、過去よりソフトウェア業界でも当り前の事としてまかりとってきた事は、以前より何度も触れてきた。法に照らせば、明らかに違法行為であるし、また、そこに身を入れてる企業も、恐らくそれとわかっている事なのだろう。

それでも無くならないのは、やはり構造のどこかに問題・課題があるのだろう。

お客様のご要件を、各メーカーないし大手SI会社が「ガバッ」と囲い込むように取り込む。そうなると、他のSI会社、大手であろうが中小であろうが零細であろうが、その下に入り込む事に力を注がざるを得ない。そして、後は階層構造の中、いかにお客様に近い位置、順列で入り込めるか・・・が利益増加のポイントとなる。
一度そこにハマってしまうと、「縄張り」と言っても過言ではない膠着したコミュニティが生まれ、中間業者は、その上位業者には滅多に逆らえなくなる状況。。。

やはり自分が考える打開策は、「お客様に直接選んでもらうこと」だ。もちろん、億の単位でのテーマに対して、「お任せ下さい」とは嘘でも言えない。だが、「ある部分」「ある役割」に絞って考えれば、勝負になるし、むしろ価格競争では優位に立てる筈だ。

だが、次なる問題は、お客様から見える位置に私達が居ない事。
お客様にしてみれば、あるシステム化課題が発生した際、「どこに頼もうか」と検討しても、結局名のあるメーカーや大手SIerを候補に挙げるのは、自然な事でもある。何故なら、「他の会社が見えない」からだ。
いかに優れた技術を持っていても、優れた社員がいようが、見えなければ選んで頂きようがない。

部分的でもニッチでも良い、自分達の特色を出して、「これなら負けない」何かを創造する事。
そして、それをしっかりと広告宣伝する事。

この事に投資できる骨っぽい状態にしたい。
また、これが出来る企業が増える事で、この業界は劇的に変貌する事だろう。それはきっと、良い方向なのだとも思う。

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▼システム屋として 

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この記事へのコメント

1. Posted by ナニメン   2007年07月03日 15:28
「これなら負けない」何かを創造する
そのとおりですね
気づきをありがとう

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よろしくお願いします
土の香りのソフト屋さん
高橋和美

1984年 銀行系シンクタンク入社
その後、中小ソフトハウスにて経験を積ませて頂き、
2001年9月10日、螢轡哀泪レストを東京五反田に設立

当初6名で始めた会社も、徐々に体制が大きくなり、目下数々の壁に体当たり中。

夢は、第一線を退いても自分の居場所となる憩いのエリアを設立すること。

一人の成功は望まない。
仲間との成功分かち合いを好む。
年に一度はビールかけをするような元気で暖かい仲間・集団、そしてそれを周囲に伝染させていきたい。
月別