2005年05月23日

■OB会での想い(2)

「自分が話が出来る方はいるのだろうか。」
「あの先輩。あの同期。あの後輩に会えるだろうか。」
「当時に比べ、自分は他の方からどのように見えるのだろうか。」

OB会の会場に向う道々、まさに期待と不安が全身を駆け巡る。
当時、良い付き合いをさせていただいた方もいれば、逆の方もいる。自分が不義理を働いたおかげで会いにくい方も当然いらっしゃる。

クラス会や同窓会など、懐かしい面々に再会する機会に際しては、このような精神状態になる事が多い。これは、自分だけではなく、誰もがそうなのだろう。
平常心からは、やや乖離して、期待と不安にさらされる中、自然とテンションが高まる。
そういう状態のメンバーが一同に会するとどうなるか。これは凄まじく活性化された世界となる。そのエネルギーの大きさは計り知れない。

開けてビックリ。

ほぼ存じ上げない方々も多数いらっしゃった。既に80歳前後の方々を筆頭に先輩方が大多数。恐らく出席者は100名を軽く越えていたのではないだろうか。

皆が年齢関係なく、表情は再会の喜びとトキメキ感で溢れているようだった。銀行から分離独立して立ち上がった会社。その創業時から成長期を共に過ごしてきた面々、これは当然パワーがある。また、そんな時を真剣に汗を流し合った同志だ。それ故に上司・同僚との間で嫌な出来事のいくつかは誰しもある。だが、その類は、時を超えていつしか風化し、再会によって、良い記憶として心に再生する。とても素敵な時空間だ。

そんな中、自分と同期、ないしは後輩の方は数名しか見つける事が出来なかった。
が、自分が入社して配属された部署の先輩、上司の方の多くが出席されていた。なんだか20年前の新人時代に戻ったような、最近では滅多に出会うことのない感覚であった。
お一人お一人と話をさせていただくと、当時の様子がひとつひとつ蘇ってくる。まさにフラッシュバック。

あっという間の2時間余り。自分が興奮状態であったのが良くわかる。
「第一回」という冠付きのOB会に出席出来た。これからは毎年開催うるという。とても楽しみだ。

そして、自らの今ある仲間たちとも、未来永劫良い付き合いをしたい。その努力をしよう−と固く誓う帰り道であった。

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sigma1126 at 08:22│このブログを人気ブログランキングで応援する | Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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